祇園町2地区急傾斜地崩壊対策工事(2工区)
Slope Protection のり面保護
ワッフルみたいな形の「のり枠」を山の斜面に造成し崩壊から住宅を守る工事。 市街地なため交通影響や騒音に気を配りながら施工を進めました。 工事最盛期に全く雨が降らなかったのは良かったものの、連日の記録的な酷暑で様々な工夫も必要でした。 国道からよく目につく場所でもあり、美観的にも細心の注意をはらって胸を張れるイケメンな「のり枠」ができました。 工事ででき上がったものはわが子のように愛おしいものです。
法勝寺川自然体験活動広場整備工事
Landscaping 造園緑化
国・市・地元が一体となって自然や環境、防災について交流しながら学習する場として「法勝寺川水辺の楽校」の整備が進められ、その一環として地域の方々が安全に楽しく利用できる芝生広場が河川敷に完成しました。芝張りの際には地域や関係者の方々によるセレモニーがあり、地元の小中学生による芝張りの作業も行われました。冬場の寒い時期の作業でしたが、その後春から夏へと褐色だった現場も緑の広場へと変わりました。造園は工事が終わった時が完成ではなくその後期待通りに植物が育ち計画していた空間ができる事で本当の完成を迎えます。元気いっぱいに走り回る子どもたちや楽し気な地域の人々の声が響き渡り続ける場所となることを願っています。
大山隠岐国立公園大山寺集団施設地区下山野営場テントサイト等整備工事
Civil Engineering 土木
大山隠岐国立公園大山寺集団施設地区下山野営場テントサイト等整備工事が竣工しました。 大山夏山登山道の起点となる下山(しもやま)野営場に新たに29箇所のデッキテントサイトを設けることを主にした仕事でした。 令和6年春にオープンが決定していて何としても雪が積もるまでに仕上げなければならず時間との闘いの連続。一度だけ降雪に見舞われましたが入念な工程調整と施工体制を充実化させ、週休二日を達成しながらも無事に完成しました。 ドローンによる写真は施工最盛期の紅葉シーズンと完成後に雪に覆われた際のもの。ブナやミズナラなどの林に囲まれたすばらしい環境で登山者やキャンパーで賑わうことでしょう。
大山オオタカの森観察路再整備工事
Landscaping 造園緑化
大山オオタカの森の観察路を整備する工事が完成しました。 自然観察の散策路やオオタカの営巣地保護のための管理道として使われます。 自然環境や景観に配慮しつつ降雪に見舞われるまでに無事完成しました。
尚徳2地区単県急傾斜地崩壊対策工事(3工区)
Slope Protection のり面保護
令和4年の2工区に続いての施工で事業全体の完成を迎える事ができました。地域の方々のご協力に感謝します。 安全と安心を届けられ、喜んでいただけたら幸いです。
県道大滝白水線(大坂工区)改良工事(2工区)
Slope Protection のり面保護
県道の車線を拡幅するに先立って現況の道路下の地山を安定補強させるため、地山掘削をICT施工で行い、400本以上の鉄筋挿入工を施工しました。 当初の設計精査と調査を綿密に行って確実な施工を実現するために入念に検討を繰り返しました。地元の方々の交通確保に配慮しながらの施工で工期は1年近くに亘りましたが無事に工事を完成することができました。 出来栄えにも細心の注意を払って施工しましたので完成後に次期工事で新たな盛土の下に埋まってしまうのが残念です。
名和海岸老朽化対策工事
Civil Engineering 土木
日本海の荒波から海岸浸食を防ぐ波消ブロックを現場で製作し海に設置する工事。当社として初めて取り組んだ海岸工事です。 <技術者コメント> 着工当初、春先の穏やかなビーチで、リゾート気分で仕事ができる・・・はずだったのですが、夏場の強い日差しの中でコンクリートの品質を保ちながらブロック製作をするのは苦労の連続でした。また、お盆以降は海が荒れ始めるのでそれまでにブロック設置を終えられるように工程管理を綿密にすることも課題でした。それらを関係者みんなが一丸となって無事に工期内に完成することができました。青い海に並んだ海岸を守る波消しブロックは壮観でとてもやりがいを感じました!
県道大滝白水線(大坂工区)改良工事(1工区)
Civil Engineering 土木
狭隘な県道を新しいルートに付け替えるための造成工事。当社で初めて取り組んだICT施工での工事です。土工をメインに情報化施工を行いました。 <技術者コメント> 初めてのICT施工でとりかかる前は不安もありましたが、いざやってみると従来のやり方よりもずっと省力化が可能で、施工管理もとても効率的でした。パソコンや携帯端末に慣れた若い人にはとても受け入れやすく面白い仕事になると思いますし、今後の土木工事分野での情報通信技術の可能性を無限に感じました。もう、ICTなしでの施工は考えられません!!
とっとり花回廊 桜の広場エリア植栽工事
Landscaping 造園緑化
平成11年にオープンした日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」。弊社は主として桜の園エリアを施工担当しました。今ではサクラの名所として親しまれています。 <技術者コメント> ソメイヨシノをはじめ二十数品種を超えるサクラを二百数十本植えました。植えた当時は樹高も幹回りもそれほど大きいものではありませんでしたが、固い地盤を入念に土壌改良しながら、広場に満開になるサクラを夢見ながら植付けを行いました。今では4月上旬になるとさまざまな品種のサクラが次々と開花する人気のお花見スポットとなっています。造園工事はできた時が完成ではなく、竣工から20年以上が経過してなお常に成長変化して、思い描いていた景観になっていったときにこの上ない喜びがあります。
夢みなとターミナル 植栽工事
Landscaping 造園緑化
令和2年に大型クルーズ船の寄港ターミナルとして整備された大山や美保湾を一望できる夢みなとターミナル。弊社はパーキングエリアの低木植栽やエントランスのコンテナガーデンを担当しました。日本海に面した潮風に耐える樹種の選定やメンテナンス性を考慮した植栽配置を実施しています。 <技術者コメント> 国内外からのお客様をお出迎えするターミナル前の駐車場には弓ヶ浜半島の白砂青松の風景をイメージした植栽が施されています。コロナ禍によってクルーズ船の寄港が中断していましたが徐々に再開されており、このみどりのスペースが来訪される方々をもてなし、楽しんでいただけることが私たちの仕事のやりがいとなっています。
赤松地区復旧治山工事
Slope Protection のり面保護
平成29年から令和3年にかけて事業が進行している大山山麓の赤松集落を斜面崩壊から守るための治山工事で法枠工、植生工、鉄筋挿入工を行いました。 <技術者コメント> 当社は平成29年より5期に亘って法面保護工事を担当しました。着工前は「こんな絶壁いったいどうやって施工するの?」と思うような状態でしたが、頑張れば何とかなるものです!現場条件や技術上の課題を克服して苦労の甲斐あって平成30年、令和元年と2年連続で鳥取県知事優良工事表彰を頂戴し、ご協力いただいた集落の方々にも安全と安心を届けることができました。工事にかかわったすべての人に感謝です!!
佐陀川砂防堰堤(K1)工事(4工区)
Civil Engineering 土木
流域の人家を荒廃による土石流の流出から守る砂防事業。ボリュウーム930立方メートルの鋼製堰堤その他を施工しました。 <技術者コメント> 現場は大山の伯耆町丸山という地区で比較的標高もあり、工期終盤に積雪が始まり竣工検査も白銀の世界の中で行われました。土木系の工事は自然の中で行われ気象に左右されるため、いかにそれらを想定しながら工程スケジュールを組み立てていくかがより重要になりますが、無事工期内に完成させることができ、鳥取県知事より優良工事表彰をいただくことができました。
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